本日の記事はラピダスへの政府出資「1000億円」について。(参考:各社報道)
政府が次世代半導体の量産を目指している企業「ラピダス」に対して1,000億円の出資をすることを決めたとのこと。デジタルへの知見があるIPAが株主になることにより、サイバーセキュリティ分野等の事業に活かす狙いがあるようです。
半導体はサイバーセキュリティ分野でも重要な部品であり、経済安保上も国産の半導体企業を育成することは非常に重要だと思います。ただ、まだ結果も何も出ていない企業に1,000億出資するなら我々中小企業へも恩恵を・・・と思いたいところですが。
もともとトヨタやNTT等も出資している企業で、なぜ国が改めてここまでお金を出す必要があるのかとも思いますが、IPAが絡むことで半導体関連企業のサプライチェーンに連なる中小企業にもサイバーセキュリティ対策の重要性が伝われば、よい波及効果になるかもしれません。そのセキュリティ対策の一助に絡めれば、今回の出資が地味に弊社の恩恵にもなるなぁと感じた記事でした。
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