今回は「サイバー攻撃解析に生成AI、指令元の検知迅速に 総務省」(参考:日経新聞2025/2/12)
政府はサイバー攻撃への対処で人工知能を活用することで、DDOS攻撃の指令元を素早く見つける実証事業を本年から始めるとのこと。問題のあるサーバーを探知し、通信業界内で共有することで迅速な対応ができる体制を、ということです。
2024-2025年の年末年始はDDOS攻撃が盛んでした。攻撃する側もAIを悪用している可能性は高いでしょう。NICTが米国に拠点を新設し、日米の共同研究も始めるそうです。
こうした取組は非常に有効だと思いますが、理想を言えば日本発のAIを活用することで対処してもらいたいものです。結局信用できるのは自分の国であり、米国や他国の技術をベースとしたサイバー防衛では、今の日本の国防状態と変わらないような・・・。
我が国は技術を活用して、さらに質の良い製品を作るのに長けた国です。サイバーセキュリティ・AI分野でも世界を引っ張っていけるようになることを願います・・・。
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